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ユーチューブで簡単に稼ぎたい!

花梨「やっぱりブログのタイトルを変更しておいてよかったです」

旅人「¥¥¥¥¥¥¥」

花梨「もはや言語までもがお金一色になってしまいました」

旅人「$$$$$$$」

花梨「日経平均は円高の傾向ですから、円を買っておいたほうがいいんじゃないですか?」

旅人「株式投資するほどの余裕がありゃこんな町なんぞ早々に出て行ってるからな」

花梨「そういえば旅人さんは花梨に50万円の借金がありましたよね?」

旅人「お前が勝手に請求してるだけだろ?」

花梨「お姉ちゃんを好き放題にしておいて、それは許しませんよっ!」

旅人「誤解されるようない言い回しをするなっ!」

花梨「ひとつ屋根の下で生活してるのですから少しは禁欲してくださいっ!」

旅人「いったいどんな幻想を抱いてるんだ?」

花梨「毎朝、花梨に飲むヨーグルトを飲ませてっ!いったいどんな想像をしてるんですかっ!?」

旅人「うまそうに飲んでるだろ…」

花梨「変態ですっ!」

旅人「なぜそうなるっ!?」

花梨「そんな歪んだ欲望を押し付けられていることに対しての正当な慰謝料というものです」

旅人「人はそれを冤罪と呼ぶ…が、居候の身分としては生活費くらいは納めないとな」

花梨「納めてくださるんですか?」

旅人「だからユーチューブで簡単に稼ごうと」

花梨「花梨がアルバイトを紹介してあげたじゃないですか?」

旅人「……」

花梨「権助さんに怒られたくらいで逃げ腰になっちゃったんですか?」

旅人「腕を千切られかけたことをちょっとと呼ぶのならな」

花梨「ちょっとじゃれ合っただけじゃないですか?悪気なんてなかったはずですよ?」

旅人「あいつはお前の前じゃ猫被ってるからな」

花梨「猫を被られない関係性って素敵だと思いますけど」

 

旅人「腕を千切られてもいいのならな」

花梨「天邪鬼さんですね…それじゃどうやって慰謝料を払うおつもりなんです?」

旅人「嫌な言い方をするなっ、生活費な!」

花梨「どちらでも構いませんが、旅人さんってまともに働いたことありましたっけ?」

旅人「牛乳配達とか…」

花梨「朝早いのによく勤まったものです」

旅人「飲む専門だったからな」

花梨「……きっと、あまり深入りしない方がいいお話なんでしょうね?」

旅人「そうしてもらえるとありがたい」

花梨「そこでユーチューブですか?」

旅人「好きなことで生きていくって素晴らしいじゃないか」

花梨「実際のところユーチューバーの方って日本にどれくらい居るんでしょうね?」

旅人「あれ?…批判しないんだ?」

花梨「批判されるようなこと仰りましたか?」

旅人「え?いや…あれ?」

花梨「なにかを始めようとする人を頭ごなしに批判するようなことなんてできません。そうやって一歩を踏み出そうとする人の勇気がどんなものか、花梨にはわかっていますから」

旅人「そ、そうか…」

花梨「でも一度決めたことを途中で投げ出すような人はクズだと思ってますけど」

旅人「さらりと重い毒を吐くな、ずっしりと堪えんだよ…」

花梨「もしもユーチューブで稼ぐことが出来なかったら旅人さんはクズ確定ですからね♪」

旅人「え…」

花梨「それで?ユーチューバーの方ってどのくらい居るんです?それだけで食べて行くとなると最低でも200万円は欲しいところですよね?」

旅人「……(あれ?逃げ道が…)」

花梨「必要な動画編集ソフトって無料なんでしょうか?あっ、動画撮影する為にはビデオカメラが必要ですよね?お金は花梨が貸して差し上げますから早速買いに行かなくちゃいけません。旅人さん、明日の予定は空いてますか?」

旅人「(にっ、逃げられないっ!?)」

花梨「ねぇ旅人さん♪明日は一緒にお店に行きましょう!」

旅人「……」

花梨「旅人さん?どうかしましたか?」

旅人「…権助が」

花梨「はい?」

旅人「あ…あいつから今夜も仕事頼まれてたの忘れてた」

花梨「なら、ちゃんとお仕事に行かなくちゃですね」

旅人「え?」

花梨「はい、これお弁当です!はい、これはお茶です!」

旅人「え?あ?ああ…」

花梨「花梨に嫌われると思って焦りましたか?」

旅人「!?」

花梨「いってらっしゃい♪」

 

ユーチューバー釣りよかでしょうさんの年収についての考察

旅人「…なぁ、花梨ちゃん?」

花梨「なんですか?気持ちの悪い…」

旅人「養豚場の豚を見下すような冷たい眼で殺し文句を呟くなよ」

花梨「なんですか?ロリコンさん?」

旅人「よけい酷くなってんじゃねぇかっ!?」

花梨「どうしたって言うんです?」

旅人「ブログタイトルが変更されてんだけど?」

花梨「ええ、花梨が変更しておきましたから」

旅人「なんの相談もなくっ!?」

花梨「だって旅人さんはセンスないですから…それにブログの趣旨として誰かを応援することって旅人さんには荷が重すぎるというものです。どうせいつものおしゃべりになっちゃうのですから、タイトルもそのまんまにした方が潔いです」

旅人「…例えそうだったとしてもな、誰かの為になるものを作りたいって精神が大切なんだよ」

花梨「成し得ない目標の為に誰かを騙すようなことはできません」

旅人「まるで俺が詐欺師のような言い分だな」

花梨「旅人さんを犯罪者にする前に止めることができて本当によかった」

旅人「前提なんだ…犯罪者になる前提なんだ。俺ってそんなに罪深い?」

花梨「そうならない為にも日常ブログにしていた方がいいんですよ」

旅人「俺らの日常に興味持ってくれる人なんていないだろ…」

花梨「少なくともお姉ちゃんは見てくれてるじゃないですか?」

旅人「あいつはわざわざブログを見る必要なんてねぇのにな…なんで見てんだろ?」

花梨「それだけ旅人さんのことが好きなんですよ」

旅人「そこまで慕われても正直…」

花梨「また泣かれますよ?」

旅人「釣よかさんの年収って幾らなんだろうな?」

花梨「強引ですね…お姉ちゃんに泣かれるよりはマシですからいいですけど」

旅人「ユーチューブの収入だけで生活してるわけだからそこそこの収入がないとやっていけねぇよな?」

花梨「リーダーのよーらいさんは釣りよかでしょうを始めてから仕事を辞めたと仰っていました。その他にもきむさんとはたさんがスタメンですから、その分の給料も考えると…」

旅人「それに事務所を実家から賃貸に移したからな。佐賀とはいえ一軒家だから、それなりの家賃は掛かんだろうし…メンバー三人で共同生活だから生活費だって結構なもんだぞ?」

花梨「少なくとも年間ひとりにつき200万円は必要でしょうから、最低でも600万円はないと仕事を辞めようという気にはなりませんよね」

旅人「そっ、そんなに儲かるもんか?」

花梨「じゃないと仕事を辞める気になりますか?最初によーらいさんが仕事をお辞めになって、続いてきむさんとはたさんがお辞めになられたんですよ?三人が食べられるだけの収入がその時点でなければ考え物ですよ?」

旅人「現時点で登録者数は20万人か、登録してない視聴者も含めると100万人以上いるだろうが…」

花梨「最近は投稿された動画が一日で20万回再生を越えてますからね。一か月経過すると100万回再生はざらです。よーらいさんも最近釣りよかはお金に余裕できてきたと仰ってられましたので、かなりの収入はあると思われます」

旅人「動画一回再生につき0.1円とすると一動画で一日2万円稼ぐわけか…それが全ての投稿動画で同時に行われると」

花梨「うはうはですね」

旅人「最近は有名ユーチューバーとのコラボも頻発してるからな。それによって知名度が格段に広がるし、実際釣りよかさんは万人受けするような人たちだから人気は拡大する一方だろうからな」

花梨「古参のユーチューバーmegwinさんは動画の中で年収1000万以上だけど、四人分の給料と家賃・雑費を差引くと普通のサラリーマンくらい(400万)と言ってましたね」

旅人「megwinさんの登録者数は60万人くらいだから釣りよかさんの三倍か、なら単純に考えて釣りよかさんの一人頭の年収は130万くらいかな」

花梨「結構ぎりぎりですよね」

旅人「でも他のサイトによると釣りよかさんの月収は120万はあるって書いてるからな」

花梨「問題は登録者数よりも再生回数ですからね。実際、一日で20万回再生ってすごいですよ」

旅人「それに企業タイアップやグッズ販売なんかもしてるからな。そっちからの収入だけで数百万はあるだろうし、最近に限って言えば年収1000万円くらいはあるんじゃねぇか?」

花梨「トップユチューバーのヒカキンさんとかはじめしゃちょうさんは億単位の収入といいますからね。それを射程圏内に収めているわけですから、現段階でもかなりの収入はあると思いますし、上へいくチャンスもあるのですからユーチューバーって選択肢のひとつとして考えてもいいですよね」

旅人「仕事と価値観の選択肢が広がるのはとてもいいことだからな。ネットの普及で自分ひとりの力でも金が稼げる手段が手に入ったわけだし、才能を発揮できる環境を与えてくれたグーグルは人類に対してめちゃくちゃ貢献してくれたよ」

花梨「なんだか本当に創作家さんを応援するブログになっちゃいました」

旅人「これが本来の姿だからな」

花梨「でもタイトルは元に戻しませんよ?」

旅人「気に入ったからか?」

花梨「旅人さんとの日常生活が気に入ってますから」

旅人「…え?」

人気ユーチューバー釣りよかでしょうさんに影響されて海釣り行ってきた!

花梨「旅人さん…」

旅人「なんだよ?」

花梨「ご説明をしていただけませんか?」

旅人「もっと具体的に言ってくんねぇかな?」

花梨「聞きたいことは色々ありますけど、まずこの二日間というものどこに行ってたんですか?」

旅人「海だ。そしてタイトルを見ろ」

花梨「真冬の海にわざわざ釣りに行ってらしたんですか?」

旅人「俺の尊敬するユーチューバーである「釣りよか」さんの動画を見ているとどうしても釣りに行きたくなってしまったんだよ。実際、十年ぶりだぞ…」

花梨「しみじみ語られても困ります。それに…その間、ブログの更新が滞ってましたよ。旅人さん約束しましたよね?三か月は続けてみるって、それでだめなら仕方ないですけど約束を途中で投げ出すような人は人として間違ってますよ!」

旅人「なんで怒ってんだよ?」

花梨「花梨も連れて行ってくれてもよかったじゃないですか!」

 

旅人「直球できたな…ツンデレならそこはもちっと拗ねたりするところなんだが」

花梨「そんな回りくどい自己主張なんてしません!ひとりだけで楽しんでずるいですっ!お一人様専用ですかっ!?ひとり上手ってやつですかっ!?」

旅人「みゆき様の名曲をはさんでくるな…。それにお前は釣りになんて興味ねぇだろ?」

花梨「やったことないですから、でもひょっとしたら興味があるかもしれませんよ」

旅人「魚捌くの好きか?」

花梨「嫌いです。臭いし、匂いは取れないし、内臓とか骨とかゴミ出しするまでに腐ってしまいますし、夏場とか困りものですよ。花梨は切り身のお魚しか買いません」

旅人「連れて行かなかったことを幸運に思うべきなんだぞ?」

花梨「でも釣るのは好きになるかもしれませんよ?」

旅人「やめておけ、釣った魚を誰かに捌かせるのは釣り人の恥だからなっ!釣った魚は自ら捌く!時には釣ったその場で捌き食することもある!釣りは自己完結が基本中の基本だからな、それができないようであれば魚にも他の釣り人にも失礼になる」

花梨「そんな軍隊みたいな規律に縛られたものなんですか?」

旅人「それが釣りだからな。釣った魚を自ら捌き、家族や友人に振る舞うことこそ釣り人の喜び。それができなければ釣りをする資格などない」

花梨「たっ、確かに「釣りよかでしょう」のみなさんはよく釣った魚で宴会を開いています」

旅人「そうだ。釣り人はその志を共有する同志だからな。ときには釣具屋で魚拓をとり、店で知り合った釣り人たちとも釣りにいく。そして釣った魚を分け合い生きていく。その覚悟…いや、その精神がなければ海に針を落とす資格はない」

花梨「本当ですか?釣りよかのみなさんは仲の良い素敵なユーチューバーさんですけれど、そんな戒律に縛られているようには見えませんけど…」

旅人「それを戒律と捉える時点で間違っていることに気付くべきだな。それは釣り人ならば元々持っている精神なのだから」

花梨「花梨には釣り人としての資格がないと?」

旅人「魚よりも肉の方が多い献立を作っている時点で、釣り人としての資質はないに等しいがな」

花梨「随分偉そうなことをいいますね。それでは旅人さんも釣ったお魚はご自分で捌いてください。そして花梨たちに振る舞ってください」

旅人「安心しろ、釣れてないからな」

花梨「…釣りに行ったんじゃないんですか?」

旅人「必ず釣れるものじゃないからな」

花梨「それなのにあんな堂々と語ってらしたんですか?」

旅人「それも釣りのうちだからな。そのポイントに餌を撒き、次回釣る魚を育てることも大事なことのさ」

花梨「あの…、一発殴ってもいいですか?」

映画「君の名は」はなぜ大ヒットしたのか?勝手に考察そのさん

旅人「君の名はのヒットで日本人のセンスというか好みがわかった気がするんだよ」

花梨「いきなりはじめちゃうんですね?」

旅人「いつも本題に入るまでが長いって御指摘が来たもんでな」

花梨「誰からですか?誰が指摘して下さったんですか?」

旅人「華蓮のヤツだが」

花梨「お姉ちゃんくらいですもんね、このブログを見てくださってる人って」

旅人「悲しむ前に記事数を増やそう…」

花梨「ぐすっ…なっ、涙で前が見えません」

旅人「結局さ、日本人にとって年齢ってのが如何に重要かってのがわかったな」

花梨「すみません、もっと詳しく説明してもらってよろしいですか?」

旅人「日本人の人生観において素晴らしい時期ってのは学生時代であって、社会人や中高年になってしまったら輝かしい思いは出来ないって先入観があるからこそ、十代の恋愛やスポ魂がより美化されるわけよ」

花梨「でも実際十代の頃ってコンプレックスに悩まされるだけで華々しい思いなんて少しもありませんけどね…」

旅人「それを忘れてるというか、なんか勘違いしてんだよな。十代の頃って結構悲惨なんだけど、それを直視せずにいいところだけ見て、若いって素晴らしいとか…そんなことねぇんだけどな」

花梨「若いってことは確かに可能性があるってことですけど、潰れてしまう可能性だって多分にあるわけで…だいたいそんな輝ける可能性を持ってる人なんて何割いるんでしょう?」

旅人「そんな少数派に憧れてどうすんのかね?輝いてる人を見て悪い気はしないけどさ、言ってみりゃリア充を羨望の眼差しで眺めてるってことだろ?それで?なにをどうすんの?自分になにか利益あんの?って思うんだけどな」

花梨「それでも輝いている人の傍にいると自分も楽しい気持ちになるじゃないですか」

旅人「そりゃ恒星に照らされてるだけで調子に乗っちまってるヤツの台詞だな。虎の威を借る狐の考えるこった」

花梨「ひねくれてますね…素晴らしい人は他人もいい気持にさせることができるんですよ。その奇跡を素直に受け入れることは悪いことじゃないと花梨は思います。そこから学ぶこともたくさんありますし、そんな意識が広がれば花梨だって誰かを幸せな気持ちにさせてあげることができるんじゃないかって、そう思えるじゃないですか」

旅人「そんなメルヘンが現実社会で生き残れると思ってんのか?ああん?」

花梨「旅人さんみたいな考えの人が多いから、現実はつまらないって、仕事は苦しいもんだって、そんな悲惨な思想が社会全体に蔓延しちゃうんでしょうね」

旅人「事実、理想通りに生きられない人間が大勢いるんだよ」

花梨「理想?理想ってなんですか?」

旅人「一流進学校を卒業して、一流大学行って、一流企業に勤めて出世するってこった」

花梨「……」

旅人「なんだよ?」

花梨「それが旅人さんの考える幸せなんですか?」

旅人「…それが一般的な考えだろ?」

花梨「それで幸せになれるんでしょうか?」

旅人「それが幸せなんだってのが常識なんだよ」

花梨「常識ですか…でも常識って誰のものでもないはずですよね?常識で生きていって死ぬ間際になってもっと自由に生きればよかったって後悔する人は幸せなんでしょうか?」

旅人「……」

花梨「幸せって常識や誰かの尺度で測れるものじゃないと思うんです。その答えって自分の中にしかないものなんじゃないでしょうか?人間がみんな常識に従って一生を終えるのだとしたら、それは人間じゃなくていいはずじゃないですか?」

旅人「でも、その生き方なら確実に生き残れるんだぞ」

花梨「生きることに真剣になる、何かを努力することは確かに素晴らしいですけど、それはなにも常識に則った方法じゃなくてもいいんだと思うんです」

旅人「……」

花梨「人にはそれぞれ得意分野がありますから、なにも常識にとらわれてしまう必要なんてないんです。だから、旅人さんが言うような生き方が出来なかったからって自分を卑下する必要なんてないんです。みなさん自分の強みを生かして真剣に生きていけば、人は誰でも幸せになることができるって、それが自分にとっての本当の幸せなんだって、花梨はそう思うんです」

旅人「いい話だな」

花梨「タイトルと関係のない話になってしまいました」

旅人「気にすんなよ。それよりもよっぽど価値のある話だったと思うぜ?」

花梨「照れました。だからお風呂にはいってきます」

旅人「まだ沸かしてないけどな」

花梨「いいですよ、花梨が沸かしておきます」

映画「君の名は」はなぜ大ヒットしたのか?勝手に考察そのに

花梨「すみませんって謝ってるじゃないですか」

旅人「……」

花梨「なんで黙ってるんです?怒ってるんですか?」

旅人「空腹過ぎて眠いだけだ」

花梨「まったく…少し帰りが遅くなったからってご自分でなにか作って食べていればいいじゃないですか。そんなことでむくれられても困りますよ」

旅人「お前の飯以外は食いたくないんだよ」

花梨「なっ…なんですかっ!?」

旅人「寒いから鍋うどんにでもするか?」

花梨「…旅人さんが作られるんですか?」

旅人「無論、花梨だな。花梨が作った鍋うどんは美味いからな」

花梨「まっ、まぁ…いいでしょう。それなら仕方ありませんね、作りましょう♪」

旅人「作りながらでいいから「君の名は」の考察に付き合ってくれないか」

花梨「ふぅ…旅人さんが真面目にブログを更新なさっている姿は立派だと思いますけれど、いまそれを花梨に求めますか?」

旅人「花梨は優しいからな」

花梨「しっ、仕方ありませんねっ、頼られたら応えるのが花梨の主義ですからっ♪」

旅人「CMとかで流れる楽曲もやっぱり大事な部分なんだよな」

 

花梨「君の名はではRADWIMPSが印象に残る曲を提供して色々と話題になっていますね。曲調もさることながら、曲名が花梨は気に入りました」

旅人「ある意味曲名の方がインパクト強い気がするけどな」

花梨「前前前世ですよ。この羅列を見るとお経のようですけど、曲に載せると呟きやすくて好きです」

旅人「人気バンドを起用したのもヒットに繋がったと思うな。アニメって嫌いではないけど興味ないって人たちも、RADの楽曲を使用してることで興味を持ってもらえるからな」

花梨「そうですね。アニメには興味なくても…っていうか、アニメが嫌いって人はそんなに居ないですからね。きっかけがあれば観てくれる人は大勢いるってことですね」

旅人「その層を取り込めたことが強いよな」

花梨「あと主演声優さんを人気の役者さんにしたのも大きいかもしれません」

旅人「いや、そこは賛否両論あるところだな。確かに主演の神木隆之介くんはいい意味での素人っぽさが好感を生んでいるとは思うが…声優一本でのし上がってきたような人と比べるとずば抜けたものがないんだよな。この作品はそんなところが受けたんだろうが、伝説になるような作品にはやっぱり生粋の声優さんが必要だと俺は思うな」

花梨「現実感の強い作品ですからね。役者さんの声優はその意味でもいいんじゃないでしょうか?そのあたりは作品の傾向によるのかもしれませんね」

旅人「現実感を求めるなら実写でいいじゃんって思うんだが、実写じゃヒットしなかっただろうし…やっぱりアニメってコンテンツの底力を感じさせられたな」

花梨「民族的な得意分野ってのがあるんじゃないでしょうか?日本人ってやっぱり技術で発展してきた民族だと思うんですよね。飛行機とか車とかすぐに作っちゃいますけど、自分が表に出て何かするって感じじゃないでしょ。だから映像分野でアニメが強いっていうのも、その結果だと思うんですよね」

旅人「…そうだな」

花梨「どうしたんですか?」

旅人「腹減った」

花梨「考察はもういいんですか?」

旅人「続きは花梨の美味い飯を食ってからな」

花梨「そっ、そうですね。お、お夕飯にしましょう♪」

 

 

 

映画「君の名は」はなぜ大ヒットしたのか?勝手に考察そのいち

花梨「…確かに旬な話題ではありますけど」

旅人「いいじゃないか。いつまでも過去の出来事を話題にしていても仕方がないだろ?」

花梨「旅人さんって昭和歌謡や昭和アニメが大好きな人でしたよね?」

旅人「無論だな。部屋の本棚はタッチ、マクロス、ヤマト、キャンディーズあべ静江…数えたらきりがないな」

花梨「平成でお好きになられたものってあります?」

旅人「インターネット…とか」

花梨「いえ、もっと文化的なものでお願いします」

旅人「…いいと思うものはあるが、部屋に保管しておきたいとまで思うものは…ないな」

花梨「そんな旅人さんがいま話題の「君の名は」を語るんですか?」

旅人「ちなみにこの映画、まだ観てないからな」

花梨「やめましょうよ」

旅人「いやいや、今回は映画の内容を語ろうって話じゃないの」」

花梨「でも、観てもないのにその話題について触れるって正気の沙汰じゃありませんよ」

旅人「だから映画の内容は置いといて、その時代背景を素人ながら考察してみようってそんな企画」

花梨「…つまり旅人さんの世間話なんですね?」

旅人「俺は本気で語るつもりなんだけど、そう解釈してくれても構わない」

花梨「なら花梨としても肩の荷が下りました。共犯者にされても困りものですから」

旅人「別に悪いことしてるわけじゃねぇのに…」

花梨「素朴にですけど、単純におもしろいからじゃないですか?」

旅人「つまり万人受けする絵や内容や、音楽だったわけか」

花梨「あと久しくアニメ映画がなかったから、それを求めていた人達が大勢居たことも要因かもしれません」

旅人「ジブリの宮崎さんが引退されてから映画アニメって子供向けしかなくなったからな。そこで溜まった鬱憤が一気に弾けた感も否めない」

花梨「ジブリって最近は子供向けしか作りませんでしたからね。その辺で鬱憤が溜まった人もいたんじゃないでしょうか?」

旅人「新海監督はこの映画で大ヒットしたけど、前々からアニメ映画や企業CMを手掛けてたよな」

花梨「人物よりも背景…特に空の描き方に特徴のある監督さんですよね。今回はキャラ画も洗練されたことにより、全体がレベルアップしました」

旅人「お前、映画観たの?」

花梨「観てませんよ」

旅人「まったく観ていない二人が語ってるのか…」

花梨「だからやめましょうって言ったじゃないですか」

旅人「キャラ画は大事だからな。内容がイマイチでもキャラ自体にファンが付いてくれることも多いし、キャラが完成されてりゃそれだけでヒットしたようなもんだからな」

花梨「今回はそれが上手くいったんでしょう。秒速5センチメートルとかですと、まだ素人っぽさが残ってましたから」

旅人「それだけキャラが大事ってことだな」

花梨「マニア向けにし過ぎない容姿で、内容も現実的なものにしたことにより大勢の人に受け入れられたんでしょうね」

旅人「確かに受け入れやすい作品だとは思うが、それだけでここまでヒットするもんなのかな?」

花梨「何か別の要因があると?」

旅人「その考察は次回に続くんだよ」

花梨「またお仕事の時間ですか…」

 

ひぐらしのなく頃に~鬼隠し編についての評価?いえいえ、ただの座談会そのよん

花梨「あら?もう更新なんですか?」

旅人「ちょっと休憩するだけだ、まだ仕事が残ってるからな」

花梨「休憩中にも更新するなんて、このブログを愛してらっしゃるんですね?」

旅人「よくわからんが、続けようとは思うからな」

花梨「いい意気込みですね。ひぐらしをプレイし終わった後の清々しさに似ています」

旅人「すっ、清々しいか…かなり後をひく終わり方ばっかりだった気がするが」

花梨「そういった話も多いですが、なんとなくいい仲間じゃないですか」

旅人「まぁ、十代の頃は永遠の仲間だって思えたりするもんなんだよ」

花梨「えらくひねくれた意見ですね」

旅人「現実ってのは色々な出来事があんだよ」

花梨「きっ、聞きたくありませんっ!」

旅人「安心しろ、ひぐらしはフィクションだからな。だが現実は…」

花梨「でも、戦前とかは雛見沢みたいな村は存在したと思いますよ」

旅人「確かに山中にぽっかり存在する集落とか、自動車も道路もなかった時代には独自の掟に従って運営されていたはずだからな。その集落の権力者なんかがとんでもない掟を課して、カオス化しちまってる可能性もなきにしもあらずだよな」

花梨「宗教なんてものそんなものでしょうからね。雛見沢みたいに園崎家がオヤシロ様を祀って、その信仰を守るために暗躍して村を統一してたみたいなことも現実としてあっても不思議じゃないですからね」

旅人「ほんとそうだよな。他社会から隔絶された集落なんてきっとなんでもありだったと思うぞ?」

花梨「日本人がコミュニケーションが苦手だっていうのもそういう時代が長かったことに由来するのかもしれませんね」

旅人「あと他人の顔色を気にして自分の意見を言わないとかもな。雛見沢みたいに掟を破ることの罰則が異常に厳しかったんだと思うぞ。見ざる、言わざる、聞かざるってのは死にたくなければ意見を黙殺しろってことだろうからな」

花梨「なんだか暗いお話ですね」

旅人「そう考えると、ひぐらしがなんでこんなに日本人の琴線に触れるのかがわかる気がするな」

花梨「日本人の本質を突いた物語だからなのかもしれませんね。あくまでも憶測ですが…」

旅人「そう考えてプレイしてみるとまた違った楽しみ方ができるかもしれないな」

花梨「休憩にしては、なんだか深い話になってしまいました」

旅人「じゃ、また仕事に戻るな」

花梨「…休憩できたんでしょうか」